第3章 分野別施策

4. 生活基盤

4-1 都市政策

 
本施策がめざす姿
用語解説
この施策が協働のもとでめざす姿(状態)を表しています。
適正な土地利用により
まちの魅力を高める
4-1 都市政策

関連するSDGsテーマ
用語解説
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」のアイコンを表示しています。

  • sdgs_11
  • sdgs_17

施策全体をみる指標/満足度と市民参画度
用語解説
施策全体をみる指標としてまちづくりアンケートの満足度と市民参画度を置いています。

市民まちづくりアンケート(令和元年)より
満足度 15.1%
市民参画度 57.5%
グラフ

まち・ひと・しごと創生の視点
用語解説
第2次計画の「誇れる・選ばれるまちづくりの視点」を見直し、まち・ひと・しごと創生総合戦略等を踏まえ、総合的な視点として記載しています。

都市マスタープランや土地利用条例、立地適正化計画に基づき、拠点地域の都市機能の維持・拡充、集積を図るとともに、これらが多様なネットワークでつながる多核連携型の都市構造をめざします。

伊賀市が持つ自然環境や歴史・文化などの景観の保全や形成を進めるなかで、個性豊かな地域資源を活用した地域の魅力の増進を図ります。

まち・ひと・しごと
創生の視点

伊賀流自治の視点
用語解説
第2次計画に引き続き、伊賀流自治(ガバナンス)の視点でみたときに求められる「市民(団体)」「地域」「行政」それぞれの役割を表しています。

市民(団体)

地域環境への影響を考慮した適正な土地利用を図るとともに、良好な景観が保てるよう努めます。

公園等の都市施設を利用する際には、多数の方々が利用する公共の施設であることを十分理解し、利用するすべての人が安全で気持ち良く利用できるように努めます。

地域

伊賀市の適正な土地利用に関する条例に基づき、特定開発事業などに対して、良好な秩序ある土地利用や景観づくりを図る観点から、一人ひとりが高い意識を持ち、地域内での合意形成を図ります。

公園等都市施設の維持管理を通して、地域コミュニティの活性化も期待できることから、自発的な取り組みを検討します。

行政

地域と協働し制度化した土地利用条例(土地利用基本計画)に基づき、適正な土地利用管理に努めます。

景観に関する市民意識の高揚を図ります。

基本事業

基本事業1

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

コンパクトシティ・プラス・ネットワーク

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

誘導区域内への誘導率

  • 59.46%
  • 上昇
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
都市計画課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
都市マスタープラン、土地利用基本計画、立地適正化計画
現状と課題

 人口減少、少子高齢化が進み、社会情勢も大きく変化するなか、これまでの拡大・成長に下支えされたまちづくりのシステムを見直し、高密度で効率的なコンパクトなまちづくりと公共交通等とが組み合わされた、将来的に持続可能な都市構成にすることが求められています。伊賀市特有の自然環境や都市の姿を継承し、地域特性に応じた個性を活かしつつ、多様な連携と交流によって市域全体を一体の都市として総合的に整備、開発及び保全を図る必要があります。

取り組み

 上野市街地とその周辺を広域拠点とし、交通結節点や各地域の日常生活の中心拠点を公共交通等で結ぶ「多核連携型の都市構成」をめざすために策定した土地利用基本計画や立地適正化計画の適正な運用に努めます。

  • 上野市街地
  • 上野市街地
  • 農村集落の風景
  • 農村集落の風景

基本事業2

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

良好な景観形成

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

届出書の適合率

  • 85.50%
  • 上昇
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
都市計画課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
景観計画、歴史的風致維持向上計画、公園施設長寿命化計画、公共サイン整備ガイドライン
現状と課題

 伊賀市ふるさと風景づくり条例を2009(平成21)年1月より施行していますが、城下町を中心に現況調査を実施したところ、伝統的建築物の取り壊しや町並みの崩れなどが浮き彫りとなり、景観計画と住民意識が乖離していく傾向が見受けられることから、これを食い止めるために住民意識の向上が必要となっています。また、中心市街地の空洞化や農山村地域における高齢化や後継者不足などにより、城下町のたたずまいや農山村風景といった伊賀市らしい景観を守っていくことが難しくなりつつあります。

取り組み

 自然風景や城下町の伝統・風格を活かした魅力ある景観形成をめざすために、関係各所との調整を行い、うえのまち風景づくり協議会の再開をめざします。
 都市施設の整備や老朽化施設の維持補修や更新については、緊急度・重要度の高い施設から順次整備します。

  • しらさぎ運動公園(からくり時計)
  • 景観形成対象物
  • 景観形成対象物
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