第3章 分野別施策

3. 産業・交流

3-4 中心市街地活性化

 
本施策がめざす姿
用語解説
この施策が協働のもとでめざす姿(状態)を表しています。
中心市街地の賑わいをつくる
3-4 中心市街地活性化

関連するSDGsテーマ
用語解説
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」のアイコンを表示しています。

  • sdgs_03
  • sdgs_04
  • sdgs_06
  • sdgs_08
  • sdgs_11
  • sdgs_15
  • sdgs_17

施策全体をみる指標/満足度と市民参画度
用語解説
施策全体をみる指標としてまちづくりアンケートの満足度と市民参画度を置いています。

市民まちづくりアンケート(令和元年)より
満足度 15.2%
市民参画度 45.3%
グラフ

まち・ひと・しごと創生の視点
用語解説
第2次計画の「誇れる・選ばれるまちづくりの視点」を見直し、まち・ひと・しごと創生総合戦略等を踏まえ、総合的な視点として記載しています。

城下町のたたずまいを残す中心市街地の魅力を市内外に発信し、「住みたいまち」「訪れたいまち」として中心市街地の賑わいを取り戻します。

まち・ひと・しごと
創生の視点

伊賀流自治の視点
用語解説
第2次計画に引き続き、伊賀流自治(ガバナンス)の視点でみたときに求められる「市民(団体)」「地域」「行政」それぞれの役割を表しています。

市民(団体)

中心市街地の歴史的な背景を大切にします。

関連事業者(商業者等)は、歩きたくなるような町並みになるよう、調和のとれた店舗づくりを進めます。

地域

周辺地域や市外から訪れる人が増えるよう、課題を把握し地域での解決策を検討します。

行政

城下町のたたずまいを取り戻し、城下町に残る伝統的な文化や技を守り育てることによって、中心市街地の魅力を高め、地域住民が主体となって事業に取り組む体制を強化し、その魅力を市内外に発信します。

中心市街地を取り巻く環境や住民ニーズの変化に敏速かつ適切に対応します。

基本事業

基本事業1

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

市街地整備

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

中心市街地の人口社会増 

  • 27人
  • 71人
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
中心市街地推進課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
中心市街地活性化基本計画
現状と課題

 かつて中心市街地は周辺地域の中心として多くの人で賑わい、日々の人びとの生活を支え、経済や観光の中心地域でした。その賑わいを取り戻すため、城下町の魅力を守り育てて発信し、定住人口の維持に努めるとともに、周辺地域や市外から訪れる人を増やし交流人口の増加を図る必要があります。
 また、中心市街地から市役所が移転した後の旧上野市庁舎(市指定文化財)を保存・活用し、新たな賑わい創出の核施設、市街地をはじめ市全体に賑わいが波及するためのゲートウェイとして整備する必要があります。

取り組み

 第2期伊賀市中心市街地活性化基本計画の事業を進め、中心市街地の賑わいを取り戻します。
 城下町の雰囲気やたたずまいを守りながら、住み良い住環境の整備を進め、まちなかへの居住や起業を生み出していきます。
 市民の地域への誇りや愛着を育むため、まちなかでのイベントを官民が協働で取り組んでいきます。
 旧上野市庁舎の保存活用のため、基本計画、基本設計をはじめサウンディング型市場調査の実施結果を基に最適な機能配置、大規模改修の範囲等を精査するとともに、最適な公民連携手法による事業推進を図ります。

  • さなざま広場(空撮)
  • 市指定文化財旧上野市庁舎

基本事業2

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

中心市街地の商業の活性化

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

空き店舗等活用件数

  • 3件
  • 23件
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
中心市街地推進課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
中心市街地活性化基本計画
現状と課題

 中心市街地の人口・世帯数は、ともに減少傾向が続いています。
 また、高齢化率は、およそ3人に1人の割合と高くなっています。
 商業活動は全般にわたって減少、縮小の傾向にあり、今後も経済の衰退が一層進む可能性があります。また、空き店舗の未活用や後継者不足など、商業集積地としての機能を失いつつあります。
 空き家率も非常に高く、まちなかの空洞化とあいまって、賑わい喪失の大きな要因となっています。
 こうした課題に迅速かつ効果的に対応し、コンパクトで賑わいのあるまちづくり、まちなか居住の推進、観光・商業の活性化、回遊性の創出などに関して、市や関係団体、民間企業が実施するさまざまな事業をまとめた第2期伊賀市中心市街地活性化基本計画を、2020(令和2)年3月に策定しました。

取り組み

 空き店舗の所有者に対し店舗の活用意向を調査し、物件情報をまとめます。同時に、創業・起業希望者に空き店舗情報を提供し、空き店舗解消の取り組みを進めていきます。
 実施主体である伊賀市中心市街地活性化協議会、㈱まちづくり伊賀上野、上野商工会議所をサポートし、空き店舗の活用を推進していくことで、まちの賑わいと地域経済の再生を図ります。

  • 上野城を望む
  • 中心市街
  • 中心市街地のまちなみ
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