第3章 分野別施策

3. 産業・交流

3-2 農業

 
本施策がめざす姿
用語解説
この施策が協働のもとでめざす姿(状態)を表しています。
自然と共存し、人と人が
つながる農業を元気にする
3-2 農業

関連するSDGsテーマ
用語解説
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」のアイコンを表示しています。

  • sdgs_02
  • sdgs_08
  • sdgs_12
  • sdgs_17

施策全体をみる指標/満足度と市民参画度
用語解説
施策全体をみる指標としてまちづくりアンケートの満足度と市民参画度を置いています。

市民まちづくりアンケート(令和元年)より
満足度 36.4%
市民参画度 67.4%
グラフ

まち・ひと・しごと創生の視点
用語解説
第2次計画の「誇れる・選ばれるまちづくりの視点」を見直し、まち・ひと・しごと創生総合戦略等を踏まえ、総合的な視点として記載しています。

地域での農業生産活動を継続的に行うとともに、寒暖差が大きい伊賀市の気候を活かした伊賀米・伊賀牛など地域の農畜産物のブランド力を高めます。

まち・ひと・しごと
創生の視点

伊賀流自治の視点
用語解説
第2次計画に引き続き、伊賀流自治(ガバナンス)の視点でみたときに求められる「市民(団体)」「地域」「行政」それぞれの役割を表しています。

市民(団体)

農業や地元農産物に関心や親しみを持ち、地産地消に努めます。

農業者は、安全・安心で伊賀市ならではの農産物を消費者に届けます。

地域

農地保全のため、担い手の育成や農地集積方法などについて話し合い、人・農地プランの作成や集落営農組織の設立、強化を推進します。

行政

人・農地プランの作成や、日本型多面的機能支払事業の取り組みを支援するとともに、集落営農組織の設立や担い手農家の育成に努めます。

基本事業

基本事業1

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

農畜産物の生産振興

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

伊賀米の1等米比率

  • 53.2%
  • 70%
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
農林振興課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
農業振興地域整備計画、鳥獣被害防止計画、伊賀地域畜産クラスター 計画
現状と課題

 農産物価格が低迷し、農業所得は減少傾向にあります。安定した農業経営を実現するため、6次産業化地産地消農商工連携農福連携等の新しいビジネスモデルの取り組みが必要です。あわせて、農畜産物の高付加価値化や農作業の効率化の取り組みにより、農業経営を改善する必要があります。特に畜産については、素牛(子牛)導入価格の高騰による肉牛肥育経営の圧迫や後継者不足などから、肉牛農家が減少傾向にあります。ブランド力の向上や素牛確保の手法も含めて畜産振興に取り組む必要があります。
 一方、鳥獣被害が大きな社会問題となっています。
 また、CSF(豚熱)感染野生いのししが生息しており、飼育豚への感染が確認されたため、県・伊賀市猟友会・各地区住民自治協議会と連携してさらなる感染拡大防止に取り組む必要があります。

 

取り組み

 伊賀米、伊賀牛をはじめとする農畜産物等のブランド力を向上するとともに、6次産業化など新しいビジネスモデル導入を支援し、農業所得の確保に向けた取り組みを進めます。伊賀牛については、子牛の繁殖から肥育・出荷まで、地域で一貫した体制づくりに取り組みます。「伊賀市菜の花プロジェクト」についてもさらに進め、伊賀産菜種油のブランド化、菜種栽培農家の支援を行います。あわせて、省力化・農作業の精緻化をめざし、スマート農業を推進します。 
 地域ぐるみで鳥獣害被害を軽減する活動を支援します。
 CSF(豚熱)をはじめとした家畜伝染病の防疫体制を強化します。

  • スマート農業(ラジコン草刈り機)
  • 農業用ドローン
  • 伊賀牛(R02名誉賞)
  • 共進会セリ
  • 飼育風景(中林牧場)
  • 精米
  • 田園風景
  • 菜の花プロジェクト
  • 白鳳梨

基本事業2

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

農業・農村の多面的機能維持向上

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

認定農用地面積 

  • 4,057ha
  • 4,250ha
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
農村整備課
現状と課題

 農業従事者と非農家で構成した組織により、多面的な農業施設の維持管理・更新の取り組みを行っています。活動組織の高齢化や担い手不足により、組織構成内の労力負担が増大し活動組織の減少が懸念されます。活動組織への支援体制の構築と新規組織の参入に向けた推進が必要です。

取り組み

 多面的機能支払交付金事業の既活動組織には、取り組みが今後も継続できるよう研修や支援体制を強化します。未取り組み地域への地域主体による保全管理活動の実施に向けた推進を図り、農業・農村の有する多面的機能の発揮促進に努めます。

基本事業3

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

担い手の確保・育成

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

認定農業者数

  • 230人
  • 240人
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
農林振興課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
農業経営基盤強化促進計画、山村振興計画
現状と課題

 農作物価格の低迷、農業従事者の高齢化、後継者不足などさまざまな課題を背景に、耕作放棄される農地が増加しています。地域の現状や課題に対応した支援を行うとともに、認定農業者等の担い手の確保や中山間地域における集落営農の組織化・法人化を進め、農地の集約を図る必要があります。

取り組み

 担い手や集落営農組織の立ち上げ及び運営を支援し、農地が適正に維持管理され、経営力が強化される取り組みを進めます。
 条件不利地域では、中山間地域等直接支払事業への取り組みを支援します。
 新規就農者の確保に向けて、関連団体と連携した支援体制や環境づくりを進めます。

  • 担い手(草刈風景)

基本事業4

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

地産地消

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

伊賀スマイル給食 実施回数

  • 0回
  • 12回
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
農林振興課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
食育推進計画(予定)
現状と課題

 食の安全・安心の確保や食育の推進などの観点から、地産地消の重要性が高まっています。特に、学校給食において食育を進めることは、次代を担う子どもたちが食を通じて地域や農業に関心を持つことにもつながることから、地元農産物の活用を進めることが求められます。

取り組み

 学校給食に地域の優れた食材を積極的に提供し食育を推進することで、未来の消費者を育成します。
 地域の消費者が地元食材を購入しやすいしくみを整えます。

  • スマイル給食
  • 伊賀牛
  • 菜種油
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