第3章 分野別施策

1. 健康・福祉

1-4 高齢者支援

 
本施策がめざす姿
用語解説
この施策が協働のもとでめざす姿(状態)を表しています。
高齢者が、生きがいを感じながら
安心して暮らすことができる
1-4 高齢者支援

関連するSDGsテーマ
用語解説
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」のアイコンを表示しています。

  • sdgs_03
  • sdgs_05
  • sdgs_17

施策全体をみる指標/満足度と市民参画度
用語解説
施策全体をみる指標としてまちづくりアンケートの満足度と市民参画度を置いています。

市民まちづくりアンケート(令和元年)より
満足度 34.2%
市民参画度 54.3%
グラフ

まち・ひと・しごと創生の視点
用語解説
第2次計画の「誇れる・選ばれるまちづくりの視点」を見直し、まち・ひと・しごと創生総合戦略等を踏まえ、総合的な視点として記載しています。

高齢になっても住み慣れた地域で暮らし続けるために、総合的に高齢者の暮らしを支えることができるよう、地域のネットワークづくりを進めます。

まち・ひと・しごと
創生の視点

伊賀流自治の視点
用語解説
第2次計画に引き続き、伊賀流自治(ガバナンス)の視点でみたときに求められる「市民(団体)」「地域」「行政」それぞれの役割を表しています。

市民(団体)

高齢者に関することをはじめとする地域を取り巻く課題は、当事者の努力や行政の支援だけで解決できるものではないことから、高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための課題解決に向けて地域とともに取り組みます。

関連団体・機関は、高齢者の自立した生活を支えるための手助けを行います。

地域

高齢者に関することをはじめとする地域の課題を把握し、地域ケア会議を開催するなど解決に向けて取り組みます。

行政

伊賀市高齢者輝きプランに基づき、高齢者ができる限り住み慣れた地域でその有する能力を発揮し、自立した生活を営むことができるよう、地域の社会資源を活かした高齢者の見守りを行うなど、介護保険の制度改正に対応したサービスの提供に地域とともに取り組みます。

基本事業

基本事業1

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

保健事業と介護予防の一体的実施

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

要介護認定を受けていない人の割合

  • 79.43%
  • 上昇
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
地域包括支援センター、健康推進課、介護高齢福祉課、保険年金課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、高齢者福祉計画・介護保険事業計画
現状と課題

 後期高齢者人口の増加に伴い、介護を必要とする人の増加が予想されます。
 これまでは、生活習慣病対策、フレイル対策としての保健事業と介護予防事業が制度ごとに実施されてきました。高齢者の健康状態や生活機能の課題に一体的に対応できていない反省から、国では保健事業と介護予防の一体的実施が打ち出されました。
 医療・介護データを分析して、高齢者の健康課題を把握し、高齢期の特性に合わせた多様で地域ぐるみの支援を実施する必要があります。

取り組み

 医療・介護のデータ分析を通して高齢者の健康管理を把握し、疾病の重症化や心身機能の低下の防止を図るために、高齢者の特性に応じたきめ細かな保健事業を効果的・効率的に実施します。

  • 忍サポ(笑って楽しく介護予防)

基本事業2

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

認知症対策

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

認知症サポーター数

  • 7,170人
  • 8,700人
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
地域包括支援センター、介護高齢福祉課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、高齢者福祉計画・介護保険事業計画
現状と課題

 65歳以上の高齢者の約7人に1人が認知症と見込まれています。
 認知症施策推進大綱(2019(令和元)年6月)の基本的な考え方、「認知症になるのを遅らせる、認知症になっても進行を緩やかにする」と「認知症があっても尊厳と希望を持って、自分らしく暮らすことができる社会」をめざして施策を展開する必要があります。
 これまでの認知症事業の実施のなかで、認知症の人本人からの発信支援が不足しており、これを強化する必要があります。

取り組み

 認知症サポーターの養成、認知症初期集中支援チームによる早期発見・早期対応、認知症カフェの開催、若年性認知症の人への支援等の事業を通して、総合的に認知症の人とその家族を支援します。

  • オレンジカフェ
  • オレンジリング

基本事業3

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

地域自立生活支援

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

緊急通報システム 貸出数

  • 182人
  • 220人
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
介護高齢福祉課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、高齢者福祉計画・介護保険事業計画
現状と課題

 一人暮らしや高齢者世帯が増え、日常生活を送る上で身体上等の理由により不安を感じる人が増えています。
 一人暮らし等の高齢者を対象に、栄養のバランスのとれた食事を提供するとともに安否確認を実施することや急病等の緊急時に対応した通報装置の貸し出しなど、在宅生活を支える福祉サービスの充実と利用促進を図っていく必要があります。

取り組み

 市の委託事業として配達員による安否確認(見守り)を兼ねた配食サービスを実施し、高齢者の在宅生活を支援します。また、健康相談や緊急時に対応できる緊急通報システムの利用促進に努めます。

基本事業4

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

介護保険サービス

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

地域密着型サービス事業所数

  • 32か所
  • 37か所
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
介護高齢福祉課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、高齢者福祉計画・介護保険事業計画
現状と課題

 介護が必要となっても安心して暮らすために介護保険サービスの提供体制の充実を図っていく必要があります。また、介護サービス事業者・教育関係者等と連携して、不足する介護人材の確保・定着に向けた取り組みを行うとともに、資質の向上を図っていく必要があります。

取り組み

 居宅、施設サービス等の充実を図るとともに介護人材の確保・定着・育成を総合的に推進していきます。

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