第3章 分野別施策

1. 健康・福祉

1-5 障がい者支援

 
本施策がめざす姿
用語解説
この施策が協働のもとでめざす姿(状態)を表しています。
障がい者が、自分らしく
安心して暮らすことができる
1-5 障がい者支援

関連するSDGsテーマ
用語解説
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」のアイコンを表示しています。

  • sdgs_03
  • sdgs_05
  • sdgs_08
  • sdgs_17

施策全体をみる指標/満足度と市民参画度
用語解説
施策全体をみる指標としてまちづくりアンケートの満足度と市民参画度を置いています。

市民まちづくりアンケート(令和元年)より
満足度 26.6%
市民参画度 61.3%
グラフ

まち・ひと・しごと創生の視点
用語解説
第2次計画の「誇れる・選ばれるまちづくりの視点」を見直し、まち・ひと・しごと創生総合戦略等を踏まえ、総合的な視点として記載しています。

障がいのある人が主体的な意識を持って「自分らしい暮らし」の実現に取り組んでいくために、一人ひとりに応じた生活支援と、生涯を通じて社会参加できる共生のしくみづくりを進めます。

まち・ひと・しごと
創生の視点

伊賀流自治の視点
用語解説
第2次計画に引き続き、伊賀流自治(ガバナンス)の視点でみたときに求められる「市民(団体)」「地域」「行政」それぞれの役割を表しています。

市民(団体)

障がいのある人の人権に関する理解と認識を深め、障がいを理由とする差別の解消に努めます。

関係団体・機関は、障がいのある人の理解と認識を深めるための啓発活動等を障がいのある人の参画を得ながら行います。

企業(事業者)は、障がいのある人それぞれの特性に応じた働き方を認め、就労機会を提供します。

地域

障がいのある人を支援する地域福祉活動を推進します。

福祉法人等関係機関との連携を密にし、障がいのある人が安心して自分の生まれ育った地域で暮らすことのできるようなまちづくりを進めます。

行政

障がいのある人の自己選択・自己決定を支援するため、多様な選択肢を整え、情報として提示します。

障がいのある人の権利を擁護するため、障がい特性等に関する正しい知識の普及啓発に努めます。

基本事業

基本事業1

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

障がい者相談支援センター

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

関係機関や地域等との連携回数

  • 4,118回
  • 増加
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
地域包括支援センター
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、障がい者福祉計画、障がい福祉計画、障がい児福祉計画
現状と課題

 伊賀市では障がい者相談支援センターを市直営で設置し、障がいのある人やその家族等からの相談に対応しています。年々、相談件数が増加しているとともに、多くの課題を抱える困難ケースが増加しています。
 また、民間の相談所も少ないため、相談員一人あたりの担当件数が多くなっている現状があります。

取り組み

 障がいのある人や家族等からの相談に応じ、必要な助言や指導、サービス利用等の調整を行います。また、虐待事例や処遇困難事例の対応を行うとともに、民間の相談支援事業者等からの専門的な相談にも対応していきます。

  • 障がい者相談支援センター(アウトリーチ)
  • 障がい者相談支援センター(来所相談)

基本事業2

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

障がい者支援

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

地域生活支援拠点事業 登録事業所数

  • 13か所
  • 20か所
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
障がい福祉課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、障がい者福祉計画、障がい福祉計画、障がい児福祉計画
現状と課題

 障がいのある人が地域で安心して生活できるようにするためには、必要な障がい福祉サービス等を身近なところで利用できることが大切です。
 伊賀市では、地域で自立した生活を送れるようさまざまな障がい福祉サービスの利用支援を行っていますが、サービス事業者の不足等が問題となっています。
 障がいのある人が必要なサービスを利用できるようサービス事業者のさらなる参入の促進とより質の高いサービスの提供が求められています。また、地域で自立した生活を送るための拠点としての住まいの確保も、障がいのある人の地域移行をする上で課題となっています。

取り組み

 障害者総合支援法に規定されたヘルパー支援や就労をめざした訓練等支援のほか、市独自で行う地域生活支援事業を効果的に活用し、障がいのある人の日常生活及び社会生活が向上するよう、一人ひとりのニーズにきめ細かく対応し、質の高い障がい福祉サービスを提供します。

  • 指定管理施設「きらめき工房あおやま」
  • 指定管理施設「きらめき工房いが」
  • 指定管理施設「阿山ホームかざぐるま」

基本事業3

用語解説
市が取り組みを進める基本単位として設定した「基本事業」の方向性を表しています。
基本事業は複数の事務事業からなります。

障がい者福祉の啓発

成果指標
用語解説
基本事業ごとに成果指標(KPI)を置いています。指標の目標値は場合により「増加」「上昇」などの傾向を表す表現も取り入れています。

研修会により理解が深まった人の割合

  • 71%
  • 75%
主担当課
用語解説
基本事業を管理する主担当課を記載しています。
障がい福祉課
主な関連計画等
用語解説
基本事業に関連する市の計画を記載しています。
地域福祉計画、障がい者福祉計画、障がい福祉計画、障がい児福祉計画
現状と課題

 2016(平成28)年4月の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法」の施行など、障がい福祉分野の法制度の整備が進められてきましたが、2019(令和元)年に実施したアンケート調査によれば、障がい者の36.1%、障がい児の54.9%が、日常生活や地域で、障がいがあるために差別を受けたり、いやな思いをしたことがあると答えているなど、法の理念が広く市民全体に浸透するに至っていない状況です。
 障がいのある人もない人も安心して心豊かに暮らせる地域社会を築くためには、すべての人が障がいについて理解し、認識を持つことが必要であり、障がいのある人の問題を基本的人権の問題としてとらえ、障がいのある人のみが抱える問題ではなく、市民一人ひとりが身近な問題として考えていく必要があります。

取り組み

 障がいのある人の人権に関する理解と認識を深めるため、広報いがやホームページ等を通じた啓発を推進するとともに、講演会の開催や障がい者週間などのイベントを通じて積極的に呼びかけていきます。

  • 障害者週間街頭啓発
  • 障害者週間啓発パネル展示
  • 障害者週間啓発事業「にじいろ列車」
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