第1章 はじめに

4. 今後の課題

② 持続可能な開発目標(SDGs)

 国際連合が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2015(平成27)年の「国連・持続可能な開発サミット」において採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の行動計画として掲げられた目標であり、2030(令和12)年までに達成すべき17の目標と169のターゲットからなるものです。「誰一人取り残さない」ことを理念とし、持続可能な多様性と包摂性のある社会の実現をめざすこととしています。

 伊賀市は、外国人住民の割合が高く、定住化も進んでいることが大きな特長であり、人口減少対策の取り組みを進める上での強みの一つであるといえます。このような伊賀市特有の「多様性」を活かし、さまざまな立場にある人びとが地域社会の一員として活躍できる「包摂性」のある社会をめざし、SDGsの取り組みを推進していくことが求められています。

図 持続可能な開発目標における17の目標(国連開発計画ホームページ)

SDGs
ウエディングケーキ
モデルとは

SDGsには3つの階層(環境、社会、経済)があるとし、経済の発展は社会によって支えられ、社会は自然環境によって支えられており、それらが目標17により密接に関わっていることを概念的に表したものです。

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