第1章 はじめに

4. 今後の課題

(1)人口減少の抑制

 本格的な人口減少社会を迎えるなか、総合計画でも2014(平成26)年に策定した基本構想において、人口減少や高齢化率の急激な上昇による労働力や地域活動の担い手不足などの懸念を「地域社会の危機」ととらえ、この課題に対応すべく、第1次計画や第2次計画を策定し、持続可能な地域社会の形成に向けた取り組みを進めてきました。

 また、これと並行して、2015(平成27)年には、地方創生を推進すべく「伊賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、『来たい・住みたい・住み続けたい“伊賀”づくり』をめざして人口減少に歯止めをかけるべく重点的に取り組んできました。

 第3次計画では、「総合戦略」を「総合計画」に組み入れることによって、より積極的に人口減少を抑制しつつ、人口規模だけではなく市民の生活の質の向上にも着目して、持続可能なまちづくりにつなげていく必要があります。

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