第4章 横断的な取り組み(まち・ひと・しごと創生)
2. 「伊賀市人口ビジョン」の改訂
2015(平成27)年に策定した「伊賀市人口ビジョン(以下「人口ビジョン」という。)」では、自然動態から見ためざすべき将来の方向として、合計特殊出生率を2025(令和7)年までに国民の希望出生率である1.8へ、さらに2040(令和22)年までに人口置換水準である2.1へ上昇させることをめざしています。また、社会動態から見ためざすべき将来の方向として、2040(令和22)年までに社会増減の均衡を、さらにその後には社会増への転換をめざしています。これらによって人口減少に歯止めをかけ、社人研による将来推計よりも多い人口を見込んだ将来展望を描いています。
第2期の伊賀市総合戦略の策定にあたり、統計データの更新など人口ビジョンの改訂を行いましたが、2015(平成27)年の国勢調査の結果に基づき、人口の将来推計は大きく下方修正され、それに伴い将来展望も見直しを行いました。
このことからも、めざすべき将来を実現するためには、『まち・ひと・しごと創生』の取り組みを一刻も早く、そして切れ目なく継続して実施することが必要です。