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第4章 横断的な取り組み(まち・ひと・しごと創生)

3.さらなる「まち・ひと・しごと創生」の推進

(2)具体的な取り組み

<基本目標1> 誰もが希望を持って働くことができる

基本方針

  • 多様化するニーズを的確にとらえた付加価値の高い商品・サービスを創出するため、「伊賀ブランド」をはじめ伊賀市が全国に誇る資源や産品など地域の魅力のブランド化に取り組みます。また、行政だけでは解決が困難な地域課題にチャレンジする市民や企業、団体等を支援し、内発型産業の活性化と多様な就業形態に対応した雇用などイノベーションの創出に取り組みます。
  • 伊賀市の主要産業である製造業に過度に偏らない強靱で多様な産業構造をめざし、観光を軸とした第3次産業や農林業の6次産業化など地域資源を活かした地域産業の強化に取り組みます。。
  • 大学生や高校生に対して地元企業の周知を図り、多様な就業形態を必要とする人が希望する仕事に就けるよう職業能力の開発や就業へのマッチング支援を行うとともに、地域産業(農・林・商・工業)における後継者や新たな担い手の発掘、人材育成(技術)を支援するなど就業・起業支援と人材の確保・育成に取り組みます。

目標

数値目標

市内総生産額

  • 506,073百万円(H29)
  • 547,000百万円(R6)

従業者数(工業統計)

  • 19,464人(H30)
  • 20,000人(R6)

※矢印の左側が現状値とその基準年度、右側が目標値とその基準年度を表す

主な基本事業

  • 観光誘客と情報発信
  • 農畜産物の生産振興
  • 商工業の活性化
  • 企業立地
  • 就労支援、職業相談
  • 創業支援

<基本目標2> 安心して子どもを産み、育てることができる

基本方針

  • 民間企業や商工会議所などと連携し、出会い・結婚サポートに関する取り組みを進めるとともに、その時々の状況に合わせた相談体制の充実や経済的な負担の軽減など、結婚・妊娠・出産・子育てまでの切れ目のない支援を行うことにより、安心して子どもを産み育てることができる環境を整えます。
  • 市内事業者に対して働き方改革を通じて仕事と家庭生活の両立支援を推進し、男女問わず子育てや介護を担うことができる雰囲気や環境があると思えるまちづくりをめざすことにより、若い世代が望むワーク・ライフ・バランスを実現します。

目標

数値目標

出生数

  • 538人(R1)
  • 610人(R6)

若年(20~39歳)女性人口

  • 8,419人(H27)
  • 6,400人(R6)〈参考〉社人研推計値6,157人

※矢印の左側が現状値とその基準年度、右側が目標値とその基準年度を表す

主な基本事業

  • 子育て相談
  • 子育て支援
  • 少子化対策
  • 男女共同参画

<基本目標3> 心豊かに暮らし続けることができる

基本方針

  • 伊賀市が先進的に取り組む市民主体によるまちづくり(伊賀流自治)をさらに推進し、地域課題の解決に取り組む市民を行政や各機関が連携してサポートし、地域の活力の維持と持続可能な地域をめざします。また、同時に防災体制の維持・向上など地域防災の確保にも努め、安心して暮らせるまちづくりをめざします。
  • 伊賀市特有の自然環境や都市の姿を継承し、生活サービスを提供する都市機能の集約、広域的拠点であり歴史・文化の集積地でもある中心市街地の活性化、地域特性に応じたコミュニティの確保に向けた地域拠点の形成、そして地域を支える多様な連携と交通ネットワークの構築を一体的に推進することにより、魅力的な地方都市生活圏を形成します。
  • 保健・医療・福祉分野の専門職が連携し、必要な医療・介護が必要な時期に必要量提供される体制をめざすとともに、市民の健康意識の醸成と健康づくりや介護予防などに関する諸活動を促進して健康寿命の延伸を図るなど、医療・福祉サービス等の機能を確保します。
  • これまでから取り組んでいる名張市との広域行政連携に加え、伊賀市・甲賀市・亀山市広域連携推進会議(いこか連携推進プロジェクト)や、伊賀市を中心市とする定住自立圏など、地域間連携による魅力的な地域圏の形成に取り組み、複数の自治体で都市機能の役割分担を行いながら、圏域全体で人口のダム機能を保持するなど人口減少対策に取り組みます。
  • 地域づくりを担う人材を養成するため、学校教育や生涯学習において「ふるさと伊賀」を深く学ぶ機会を創出するとともに、外国人住民比率が高い伊賀市の特性に応じて、多文化共生社会の推進のため、拠点施設での活動や外国人住民の地域参画などを促進します。また、他地域に誇れる市内スポーツ活動を支援するなど、文化・スポーツ振興によるまちづくりを進めます。

目標

数値目標

住み続けたいと思う市民の割合

  • 76.1%(R1)
  • 80.0%(R6)

地価公示価格の平均

  • 29,554円(R2)
  • 30,000円(R6)

※矢印の左側が現状値とその基準年度、右側が目標値とその基準年度を表す

主な基本事業

  • 住民自治
  • 多文化交流
  • コンパクトシティ・プラス・ネットワーク
  • 文化・芸術振興
  • 包括的な相談支援
  • スポーツ振興
  • 定住自立圏

<基本目標4> 魅力を高め、にぎわいと交流を生み出す

基本方針

  • 「日本の20世紀遺産20選」に選ばれた旧城下町の文化的景観を保全しつつ、まちなか居住の推進や空き店舗を活用した起業の支援に取り組み、旧上野市庁舎を中心に居住と観光が交流し合う官民連携による賑わいの拠点づくりを進めて周辺地域との一体的な活性化をめざします。
  • 伊賀市は、食・歴史・文化をはじめ、全国に誇るべき多くの地域資源に満ちていることから、まずはおもてなしの心や地域資源を再認識する気運を市民全体で醸成し、そして外部に対して市民全体で伊賀市の魅力を最大限発信し、交流・関係人口の創出・拡大につなげます。
  • 移住を希望する人が必要とする支援(ニーズ)を的確に把握するため、支援策を移住者のライフシーンごとに検討すると同時に、ワンストップ相談窓口を設置し、オーダーメイドの支援を行うなど移住の促進に取り組みます。また、住居の確保の点から、空き家バンク物件のマッチングを進めます。
  • 市内にある三重大学と連携した研究拠点・活動拠点を核として、産学官民連携による地域産業の強化や地域課題の解決に向けた地域人材の育成に取り組みます。

目標

数値目標

3大都市圏からの転入者数

  • 2,231人(R1)
  • 2,450人(R6)

全国における伊賀市のブランド順位

  • 230位(R1)
  • 200位(R6)

※矢印の左側が現状値とその基準年度、右側が目標値とその基準年度を表す

主な基本事業

  • 市街地整備
  • 中心市街地の商業の活性化
  • 魅力発信
  • 移住・交流
  • 地域人材育成

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