二酸化炭素の増加と地球温暖化

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産業革命以降、大気中の二酸化炭素濃度は徐々に増加し、温室効果ガスである二酸化炭素の排出が地球温暖化の問題となっています。このまま何も対策をしないと、2100年の天気予報で名古屋の最高気温は44.1℃と予測されています。

私たちは生活の中でどれくらいの二酸化炭素を発生させているか、考えてみましょう。

では、二酸化炭素の吸収量は?

樹林や藻などが光合成を行うことで二酸化炭素を吸収しています。
年間約1000kgの二酸化炭素の吸収量は、スギ換算で約71本に相当します。

地球温暖化による影響事例

事例① 洪水、土砂災害の発生機会の増加

短時間強雨や大雨による土砂災害・水害の発生頻度が増加しています。

事例② 農作物への影響

 

事例③ 自然生態系への影響

人により引き起こされた種の絶滅速度は、自然状態の約100~1,000倍です。
ライチョウやサンゴなどが気温・水温の上昇等の影響で数の減少や死滅に近い状態となっています。

事例④ 海水面の上昇

南極の氷床が縮小することによる海水面の上昇が懸念されています。
現在の温暖化対策をできるだけ強化しても2300年に海水面は0.5~3m上昇することが予測されています。(最悪のシナリオでは7m上昇)

出典:「おしえて!地球温暖化」(環境省)、「IPCC第6次評価報告書 第1作業部会報告書(環境省)、環境省HP、国土交通省HP、「三重県気候変動影響レポート2018」(三重県)

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