国の環境基本計画には「私たち日本人は、豊かな恵みをもたらす一方で、時として荒々しい脅威となる自然と対立するのではなく、自然に対する畏敬の念を持ち、自然に順応し、自然と共存する知恵や自然観を培ってきた。」とあります。そして、このような伝統も踏まえ、最新の科学技術も最大限に活用しながら、環境政策を通じ「持続可能な社会」を構築していく「未来志向の捉え方」が必要であるとしています。
芭蕉の俳諧の理念である「不易流行」とは、「変わらないものの中に新しい変化を取り入れていくこと」とされていますが、先人から引き継いだかけがえのない地域の特色豊かな環境を、現代の私たちの知恵と努力で未来につなぐため今こそ頑張る時だと考え、次ページのとおり「望ましい環境像」を設定しました。
また、「望ましい環境像」を実現し、良好な自然環境を次世代に引き継ぐため、6つの基本目標を設定しました。なお、各基本目標を達成するための基本施策と実践すべき環境行動は該当ページに記載しています。