第2章 基本的な考え方
4. 進行管理(PDCAサイクル)
伊賀市では、総合計画を推進するにあたり、伊賀市行政総合マネジメントシステムの下、各分野の施策評価、事務事業評価を踏まえた行政経営協議を行い、前年度の成果と現年度の行政経営方針などを示した「行政経営報告書」を策定・公表し、行政経営の透明化を図るとともに、伊賀市総合計画審議会による外部評価を実施しています。
しかし、成果目標が施策全体をカバーしていないものがあることなどにより、十分に評価できないといった指摘があることから、第3次計画では、これまで施策ごとに設定してきた成果指標を基本事業ごとに設定するよう改めることで、指標と具体的な取り組みをより連動させることとします。
基本事業にぶら下がる事務事業では、これまでどおり活動指標を設定することとし、取り組み状況を踏まえ、毎年その内容を見直します。経営資源(ヒト・モノ・カネ)の制約やウィズコロナ・ポストコロナ時代の「新たな日常」なども踏まえて適正に評価し、必要かつ有効な事業は拡大や充実を、成果(アウトカム)の出ていない事業についてはあり方を検証の上、縮小や廃止を検討します。
また、市民の役割については、まちづくりアンケートの市民参画度により、各施策における市民の意識を把握し、公開します。